第24回日本遺伝子細胞治療学学術集会

会長挨拶

第24回日本遺伝子細胞治療学会学術集会開催にあたって

「遺伝子細胞治療 より一歩前に進むために」
“Gene and Cell Therapy, To Take One Step Forward”

日本遺伝子細胞治療学会
会員、並びに関係 各位

 この度、第24回日本遺伝子細胞治療学会学術集会を、2018年7月26日(木)から28日(土)の3日間、虎ノ門ヒルズ(東京都・港区)にて開催させていただくことになりました。
 ご存じのように現行の遺伝子細胞治療は長足の進歩を遂げ、原発性免疫不全症や先天代謝異常症に対するex vivo遺伝子治療、白血病や悪性リンパ腫に対するCAR-T療法、さらには固形腫瘍に対する腫瘍溶解ウイルス療法等、その有効性、安全性が臨床の場で証明され、それを受け様々な企業治験が遺伝子治療薬の承認を目指して実施されております。また、ゲノム編集技術による新たな遺伝子治療法も台頭してきており、近い将来、遺伝子細胞治療が「遺伝子による治療」から「遺伝子への治療」にその流れを大きく変えて行くものと思われます。
 その一方で、これら技術がもたらす危険性は、単に医師や研究者のみで判断するのはあまりにも大きく、倫理性を含めた幅広い観点からの論議が必要となり、今後は一定のコンセンサスの下に実施していく必要があると思われます。しかし、このような状況こそが、遺伝子細胞治療が着実に現実の治療の中に組み込まれたことを意味しており、この点からも本学会が果たす役割は極めて大きく、今回の総会がその一翼になれればと祈念する次第です。また、学会テーマを当該分野における積極的な企業の参画やゲノム編集を含む新たな技術革新の導入を鑑み、「遺伝子細胞治療 より一歩前に進むために “Gene and Cell Therapy, To Take One Step Forward” 」と致しました。海外の動向を含め、今後の我が国の遺伝子細胞治療の発展性に寄与する企画も立案していく所存です。

 多くの皆さまのご参加ご来聴をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

第24回日本遺伝子細胞治療学会
大会長 小野寺 雅史
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
研究所・成育遺伝研究部・部長

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